【ラジオの恋】天才横山雄二アナ初主演・時川英之監督長編デビュー作

on air

「たまには広島の映画の話でも。」

 

舞台人タレントとして活動する私ですが、時々映画に出演することがあります。

今日は2012年に制作された映画『ラジオの恋』についてのエピソードを少々。

 

まずはこちらをご覧ください。

 

映画『ラジオの恋』予告編

 

公開は2014年春でした。

 

メガホンを取ったのは時川英之監督。

元々ディスカバリーチャンネルやウォルト・ディズニー・テレビジョンでディレクターや

プロデューサーに携わっていました。その後、岩井俊二監督に師事し映画のメイキングや

ドキュメンタリーを制作していきます。

 

2009年に自身の会社 TimeRiver Pictures を設立しました。

広島に居を構え初の長編映画に臨んだのが『ラジオの恋』でした。

Shooting scenery

広島で絶大な人気を誇る横山雄二アナウンサーを主演に抜擢。

しかも題材がラジオ。脚本は時川監督が務めてますが劇中の様々なエピソードは

横山さんの実話から来てるものが多いそうです。

 

初対面の印象

初めて時川監督にお会いしたのは確かゆめタウンのサンマルクカフェだったと記憶します。

今でも監督が言うには

 

「めちゃくちゃ派手な服だったよね」と。

 

季節は夏。下は緑のパンツで靴は黄色。

上は色付きTシャツにベスト羽織ってたのかな。とにかく派手でした。

イメージはレゲエイベントにいそうな人?

reggae

画像はイメージ

確かに今では着ないファッションです。

でも、それが奏功して監督の記憶にインプットされたんだからOKて事にしましょう!

 

しかし第一印象て大事です。

自分が監督だったらそんなファッション野郎が来たら一発退場ですけどね(笑)

 

時川監督、ありがとうございます!

それもこれも時川監督に繋げてくれた恩人がいる事をここに明記しておきます。

プロデューサーの門田大地さんです。

門田さんその節は本当にありがとうございました。

 

ちなみに私の監督に対する第一印象は

 

「広島の川崎麻世や…」です(笑)

 

時川演出を受けて

 

さて映画の話に戻しましょう。数日後、事務所に呼ばれて本読みです。

この時点では、まだ役は決まっていませんでした。本読みで役が決まります。

 

“時川監督の指示は細かい”

 

決して厳しい指示ではなく“優しく、鋭い”そんなイメージです。

監督の脳内にははっきりとしたビジュアルが見えてるんだと思います。

(それは当たり前か)

本読みの段階でもそうでしたが、いざ映画の撮影に入っても時間が許す限り

何テイクも撮りました。時間が許さなくても撮ってましたけど(笑)

 

裏話をひとつ

 

ここだけの話ですが、劇中アンガールズ田中卓志さんが演じてた

熱狂的ラジオファンの役、あれ実は最初は私がやる予定だったんです。

 

何度も本読みしたんですが、どうも役がハマらなかったようで。

結局、私はラジオディレクターの役になりました。

 

それにしても田中さんの演技、めちゃ良かったなぁ。

哀愁感と気持ち悪さが合わさった難しい役なんです。

それを見事に体現されてて。芸人さんて基本的に演技が上手い人が多い気がします。

Entertainer

田中さんの演技を見て正直言って「自分には無理だったかも?」て思いました。

つまり“結果よかった”て事で。ホッと胸をなでおろしましたとさ。

 

撮影初日の私

さて撮影3日目だったかな。私のクランクインの日です。

朝からドキドキが止まりませんでした。だって目の前には天才・横山雄二さんです。

それまで殆ど仕事でも絡んだ事はありませんでした。

 

とは言え、いつまでもドキドキおどおどしてたら役者なんて務まりません。

自身に課した目標は“横山さんに飲まれないようにする”でした。

覚悟して演技に臨みました。でもぶっちゃけると、緊張したなぁー。

 

待ち時間、思い切って横山さんに声をかけてみました。

 

「横山さんて映画撮ってたんですよね?」

movie

情報は持ってました。横山さんは大学時代映画研究会に所属してたんです。

共通の話題と言ったらこれしかありませんでした。

そう、私も大学時代、所属サークルは映画研究会でした。

 

横山さんは私なんかの男にも一つ一つ丁寧に、時に熱く語ってくれました。

映画への情熱はメラメラと会話からも伝わりました。

それにしても数年後、本当にメガホンを取る事になるとはこの時、誰が予想したでしょう。

いつかのblogでその話もしたいと思います。

Shooting scenery

写真は映画のワンシーン

映画のビジュアル・ルックが美しい

この『ラジオの恋』て、映像がすこぶる綺麗なんですよ。

撮影監督は角田真一さん。角田さんも元々岩井組の方です。

実にバイタリティ溢れる方で、カメラに装着するリグも自作してました。

Photographer

あらゆる現場で色んな撮影をされてる方です。経験値が違うんですよね。

限られた時間で撮らないといけない現場です。

迷う間も無く、迷ってもすぐに解答を出して、撮影に臨みます。

 

光の捉え方、広島の切り取り方、観てて唸りましたよ。テンション上がるぅ!

勿論、物語も素敵な仕上がりです♪

東京の役者に頼らず広島で活動する役者が多数出演してます。←予算の関係もあると思うけど(笑)

 

RCCアナウンサー出演の貴重映画!

announcer

個人的にはアナウンサーの演技に注目ですね!貴重だと思います。

だってこんなに大勢のアナウンサーが出演してる映画て観た事あります?

せいぜい出てても1人か2人じゃないですか、普通は?

 

そもそもアナウンサーが主演て時点で他に類を見ない映画ではありますがね(笑)

【出演者】

世良洋子・青山高治・小林康秀・吉田 幸・田口麻衣・泉水はる佳 (敬称略)

 

まさかの矢沢永吉楽曲OK!

rock

権利に厳しい矢沢永吉さんのあの曲がOKもらえちゃいました!

【挿入歌】

  • トラベリン・バス
  • アイ・ラヴ・ユー,OK

これ、めちゃくちゃ映画にハマってるんだよなぁ。

 

「矢沢永吉の歌が 映画に染み込んでいる」(広島 48歳 男性)

 

まさに、そう思います!

 

本編67分・特典映像95分

「特典映像の方が長いやないかーい!ルネッサーンス!」

 

言うてる場合か(笑)

 

以下、特典映像内容です。

  • 映画『ラジオの恋』の舞台裏
  • プレミアム試写会
  • 新宿初日舞台挨拶
  • 横山さん宮崎凱旋の巻
  • 全国PR活動
  • ギャラクシー賞贈賞式
  • 劇場予告編

まとめ

『ラジオの恋』は

“横山雄二アナウンサー初主演作品であり時川英之監督の初長編作品である”

最強コンビが生まれた記念すべき第1作!

Exhaustion

写真はイメージ

殺人的スケジュールで撮った本作。撮影期間は4〜5日だと伺ってます。しかも低予算で制作。

プロデューサーのポケットマネーを除くとおそらく100万円だったと聞いてます。

 

予算も潤沢にあるわけではないから期間中スタッフは疲弊。殆ど寝てなかったそうです。

低予算映画あるあるですね。ハリウッド映画に倣いたいものです。

 

 

以上、Bye!

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