「いきなりランキング発表ぉ〜!」
1位:中国 2位:韓国 3位:日本
これ何のランキングだ?
広島名産企業を発信!今回ご紹介する会社はこちら!
1957年創業。現在、本社は広島県尾道市にありますが
元々は東広島市安芸津町で生カキの販売をしたのが始まりです。
生カキをはじめとする生鮮魚介類の加工販売を行う会社です。
〈クイズナルホー(RCC)〉でお邪魔しました。
ちなみに冒頭のクイズの答えですが、正解は『カキの生産量』でした。
広島と言えばカキ カキと言えば広島
ですよね?それもそのはず!
全国のカキ出荷量の6割以上が広島県産なんですよ。
その中でもカキの取扱量日本一の企業が今回紹介する『クニヒロ』なんです。
以下、引用
このうち、むき身では実に4分の1の量にあたる約5,000トンのかきを
取り扱っているのがクニヒロです。全国でもこれだけの量を扱っている企業は
他にはなく、なんとその量はトップクラス(弊社調べ)
とあります。
クニヒロはカキ◯◯◯生産量も日本一!
クニヒロはカキフライの生産量も日本一なんですって!
カキフライに使用するカキの量は年間3000t。
粒にすると1億2000万粒。つまり日本の国民一人1粒食べてる計算になりました(驚)
産地によって違うカキの特徴
そもそも全国でブランドカキて呼ばれるものて何種類ほどあるんでしょうか?
答えは100種類以上。
北は北海道から南は九州の五島列島まで、カキの養殖が盛んに行われているそうです。
クニヒロではそんな数多ある全国のカキを厳選して取り扱ってます。
広島にいると広島産カキしか食べることがないけど、実は産地によって特徴が違うようですよ。
番組で紹介したのは3種類。
1:北海道釧路厚岸産
北海道だけあって水温が低いため、年間通してカキが出荷できる名産地なんだそうです。
さらに釧路は昆布の産地でもあり、カキを養殖すると昆布がくっついてるそうで、
それが要因か、とてもクリーミーで旨味が強いのが特徴です。
2:宮城県女川産
震災後いろんなカキが養殖されるようになって、その1つが、
シングルシード方式で養殖されたカキ。
通常、カキは何かに付着しようとする特性があるんですが、
この製法はカキを付着させずに1粒1粒をバラバラにして専用のカゴで育成させるんです。
そのため、形がいいカキが出来上がるそうです。
3:三重県的矢産
プランクトンが豊富な志摩半島の的矢湾で養殖されるカキで
世界的に有名なブランドカキです。美味しく栄養価に富んでることが特徴。
生まれた環境、育った環境によって様々な特徴があるカキ。
クニヒロではこういったカキを1年中取り扱っているのです。
ここまでガッテンして頂けたでしょうか?
徹底した検査管理で安心・安全を提供
さて、クニヒロでは細菌検査棟なる場所がありました。
そこではカキのノロウィルスの検査をしていました。
広島県でも検査はしているんですがクニヒロでは独自に検査をしています。
しかも海域ごとにカキの検体を取り出して検査しています。
ここまで徹底してカキの検査をしている施設ていうのは全国的にみても珍しいそうですよ。
クニヒロがオススメするカキギフトを紹介!
1:カキフライカレー味
ありそでなかった、カキフライ。
取材で頂きましたが、『カキフライ』と『カレー』実に合う!
カキフライ好きな方がよくカレーの中にトッピングでカキフライを入れてたそうで。
でも、
「カキフライの為にカレーを作るのもどうかな…」
だったらいっそカキフライの中にカレーをいれちゃえ、て話で開発された一品。
衣の中にカレーのパウダーが入っています!ソースもいらない。
2:カキフライ瀬戸内レモン味
これもカレー味と同じ製法。
瀬戸内レモンを丸ごと絞ってパウダーにしたものを衣の中にイン。
爽やか、スッキリカキフライ!さっぱり頂ける一品。
カキフライ生産量日本一のクニヒロと国産レモン生産量日本一の広島が
合わさったコラボフライ、オススメです!
3:広島かき・れもん鍋セット
カキの風味とレモンの酸味がマッチングぅー。
〆にリゾットにしてもよし、ラーメンを入れてもよし!
嬉しいのがレモン丸ごと一個がセットに入ってる事。
あとはお好みの野菜を入れたらあっという間に完成です。
美味しかったぁー。
2020年のクニヒロの取り組み
広島県では生食用のカキと言うと11月から3月末までしか食べられなかったんです。
出荷期間が限られてたんですね。ところが2020年、ついに広島県が動き出しました。
今回広島県は、殻つきの生きたカキであれば生食用として出せるようになったそうです。
その一歩目をクニヒロが託されました。
使用するカキは『三倍体マガキ』
その名の通り通常のカキの約3倍の大きさを誇るカキです。
確かに見た目からしてデカかった!
品種改良された『産卵しないカキ』なんです。
本来だったら産卵にエネルギーを費やす為、身が小さくなる所を
それを無くす事で、非常に肉厚で旨味が詰まったカキが出来上がります。
今回このカキを夏牡蠣として出荷予定なんです。
しかし、そのカキを養殖するのは中々レベルが高いようで。
クニヒロではブルーシートに包まれた特別な水槽装置がありました。
シートに包まれているので、もしかして撮影NG???
いや、普通に入れました(笑)
夏牡蠣養殖に欠かせないポイント①『水温』
夏は水温が高くなるので注意が必要です。この装置は15℃以下の管理が可能。
冷却した海水を注水して浄化水槽内の水温を保ってくれます。
カキにとって気温・水温は生育に欠かせない大事なポイントになってきます。
夏牡蠣養殖に欠かせないポイント②『紫外線ランプ』
水面から40cm〜50cm上に設置されています。
紫外線照射により海水の殺菌で水槽内の浄化につなげています。
夏牡蠣養殖に欠かせないポイント③『浄化日数』
浄化とはカキを水槽の中に入れて、カキの体内を綺麗にする事なんですが、
通常は24時間かけて浄化するところを、夏牡蠣用は4日以上かけて浄化します。
この設備は現段階では広島県内唯一。
2020年の生食用夏牡蠣の鍵はクニヒロがにぎっているのです。
まとめ
今やカキは海外でも注目されています。特に最近では中国圏や中央アジアが顕著。
冒頭のクイズでもお伝えしたように日本は世界第3位のカキの生産量を誇っています。
これはつまりは広島が世界3位と言っても過言ではありません…いや過言か?(笑)
海外から観光で広島に来て、カキを食べて、国に戻って、またあのカキが食べたい…
そう言ってもらえるように今後も安心・安全・美味しいカキを提供していただきましょう!
おまけ
“クニヒロでは簡単に手で開けられるカキも作ってます!”
カキ剥きナイフ要らないのね…まさにカッキ的!
以上、Bye!
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