広島名産発信ブログ!今回ご紹介する企業はこちら!
広島市西区商工センターに本社があります。
創業は1938年。海産物・食品の専門商社です。
『クイズナルホー(RCC)』でお邪魔しました。
ホソダの特徴
創業当時は駅前で海産物を販売していたホソダ。
ホソダの特徴といえば何と言っても広島県で唯一のアレです。
それは北海道漁業協同組合連合会と唯一直接取引している会社なんです。
なので広島にいながら北海道の新鮮な海産物が頂けちゃう、て事なんです。
北海道漁連との繋がりなので信頼度は言わずもがな。
通常なら冷凍で運搬する海産物も、例えば生うにや生ホタテなど北海道直送で運搬が
実現できたりするんです。
これ凄い事ですよ。
北海道漁連との繋がりは半世紀を超えてます。(2020年8月現在)
そんな北海道直送という夢の実現が可能になったのは
冷凍技術の発達が関係しているそうです。確かにこの技術がないと実現は不可能。
では、産地直送の北海道産海産物を美味しく頂ける場所を紹介しましょう!
サケサケの存在
取材で伺ったのは広島市中区紙屋町にある『立ち飲み居酒屋 サケサケ』
ここで北海道直送の美味しい海産物が頂けちゃうんです。
- 鮮度抜群
- 身が大きい
- リーズナブルな値段
こんな三拍子揃った嬉しいお店なかなかないですよ。例えば人気商品の一部を紹介すると。
- 生ホタテ刺身480円〜(3個入って更にイクラが乗ってます)
- 本ししゃも580円〜(オス2匹 メス2匹)
- うにホーレン680円〜
(2020年8月情報)
一桁間違ってるんじゃなかろうか?
安かろう、小さかろう、じゃなかった。いい意味で裏切られた!
遠慮のないボリュームと上質な旨さが乗っかって、間違いなく酒がすすみます!
工場見学
中の製造部分も見せて頂きました。取材したのは北海道から届いたサンマ。
塩水で浸けて一度解凍します。そして頭と内臓を取り除き、再び冷凍にします。
この時、重要なのが冷凍でも急速冷凍にする事。-30℃で一気に冷凍させます。
そうする事で旨みや鮮度を一気に閉じ込めるんです。
しかもこのサンマ、10月中旬から11月初旬にかけて一番脂が乗った状態で急速冷凍
しているので、夏に食べても、季節を選ばず、旬の状態で頂けちゃうんです。
職人多数
工場で働く職人のプロの技も見せてもらいました。特に驚いたのが切り身職人の技。
指定した重さの通りに切り分ける技術には度肝を抜かれましたよ。
現代の技術を持ってしたら機械で切ることは勿論可能です。
でも1匹の魚を切り分ける場合、魚の状態や形状も様々です。
なのでその魚に合った切り方をやらないといけないわけで、その技術は機械では無理。
人を介してじゃないと不可能なんです。
確かに切り作業を見ていると、一切れずつ職人が魚の両面を目視でチェックしてました。
胸の部分から尻尾の部分まで均一な重さで切り分ける技術、脱帽です。
まとめ
広島で北海道漁連と取引できる唯一の会社ホソダ。
冷凍技術の発達で鮮度を保ったまま北海道からの産地直送が実現できました。
県内のスーパーや小売店で購入できますが、身近な所だとやっぱり
『立ち飲み居酒屋サケサケ』で直接味わうのが個人的にはオススメです!
ホソダではこのサケサケを通じて消費者の声を聞き、販売に反映するそうです。
2020年のこのコロナ禍で北海道に行くのはちょっと…て方。
北海道に行かずして北海道が味わえるお店に行ってみてはいかがでしょうか?
おまけ
サンマの頭と内臓を取り除いた状態の事を業界用語で『ドレス』と言うんです。
元はヘッドレス(頭がない状態)から来てるそうで。
自慢げにどこかで披露して“通”ぶってみて下さい。豆知識でした。
以上、Bye!
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